障がい者防災教室が開催されました

 去る9月24日(火)の午後、防災月間の行事の一つとして「障がい者防災教室」が開催されました。これは例年9月に開催されているもので今年が3回目になります。

 主催者は「太宰府市障がい者等災害時要支援者協議会」で、この協議会が昨年1年かけて議論してきた「災害時避難場所の運営方法」について、実際に「避難所での模擬体験をする」ことがテーマでした。開催場所は「とびうめアリーナ」(総合体育館)をお借りしましたが、ここはいざ災害が発生した時市内の障がい者が逃げ込める「福祉避難エリア」に指定されている場所です。

 当日は障がい者自身、家族、施設関係者など30人が参加し、避難所で必要となるダンボールベットの試作や広いホール内の仕切りの作り方を学習しました。

 いざ避難所に逃げ込んだ時に困ることは、これまでの調査によると①トイレ、②薬の確保、③食事の確保、④移動時の段差、⑤他の人とうまくやれない、などです。

 これから順次、これらの問題の解決策を学習していく予定です。障がい者の皆様は次回の防災教室にぜひご参加ください。