障がい者や高齢者が災害に強くなるには

 昨今、九州北部豪雨や西日本豪雨など自然の猛威が頻繁に私たちを襲って大きな爪痕を残しています。地震や集中豪雨に備え私たちは日頃からどのような準備をし、いざ災害が起こったとき、どのタイミングでどこへ避難したらよいか?そして避難所生活を余儀なくされた場合にどう乗りきったらよいか?を日頃から考え準備しておく必要があります。


「太宰府市障がい者等災害時要支援者対策協議会」が発足

 昨年6月末、福岡県の補助金をいただき太宰府に住む障がい者、高齢者、難病者、等災害時要配慮者のための「太宰府市障がい者等災害時要支援者対策協議会」(事務局NPO太宰府障害者団体協議会内)が発足し協議を開始しました。この協議会には障がい者団体や障がい者施設、高齢者施設の他、民生委員児童委員協議会、社会福祉協議会、NPOボランティアネットワーク、太宰府市の防災安全課、福祉課、高齢者支援課、地域コミュニティ課など全部で18の団体が参加しており今後も継続する予定です。

 この協議会では、一年間の議論のアウトプットとして、ご覧のホームページ「みんなで防災!太宰府」と「障がい者・高齢者防災ノート」を発行、また、「障がい者等防災アンケート調査」に基づく「災害時の避難所運営方策」をまとめました。これらについて今後順次この場でご紹介する予定です。(対策協議会会長 森口忠彦)