避難のタイミング

 災害が起こってからでは、要配慮者等、特に避難行動に時間を要する人は、逃げることができなくなる可能性があります。


<要配慮者は、「避難準備・高齢者等避難開始」が発令されたら避難を開始!>

 要配慮者等、特に避難行動に時間を要する人とその家族の方は、「避難準備・高齢者等避難開始」の避難情報が発令されたら、早めに避難することを心掛けましょう。


<明るいうちに早めの避難>

 夜間の避難は危険です。明るいうちに早めに避難しましょう。

 気象予報などから、夜間の災害発生が予想される場合もあります。急激な気象変化により、避難情報を発令する間もなく災害が発生する場合もあります。

 避難情報が発令されていない場合でも、その他の情報や土砂災害の前兆現象などに十分注意しながら、不安を感じたら早めに「自主避難」することを常に念頭に置いておきましょう。


<垂直避難(屋内安全確保)>

 下記のような場合は、屋内の2階以上の部屋、山側からできるだけ離れた部屋といった、より安全な場所に移動して安全を確保しましょう。(これを「垂直避難」といいます。)

● 夜間や急激な降雨で、危険箇所が分かりにくい。

● ひざ上まで浸水している(50センチ以上)。

● 浸水は20センチ程度だが、水の流れが速い。

● 浸水は10センチ程度だが、用水路などの位置が分からず、転落の恐れがある。


 また、近隣の頑丈な建物の高層階に避難することも有効です。


*避難情報の種類には、「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示(緊急)」の3種類があります。その内容と取るべき行動について、日頃から知っておきましょう。


避難情報の種類と取るべき行動

https://bit.ly/2HDBinj (当ホームページ)