いつも持っておくもの

 地震はいつ起きるか分かりません。曜日も時間も関係なく起こります。家族が一緒にいる時ではなく、バラバラの時に起こるかもしれませんし、家にいる時ではなく、外出している時に起こるかもしれません。

 東日本大震災は3月11日午後2時46分、阪神・淡路大震災は1月17日午前5時46分、関東大震災は9月1日午前11時58分に発生しました。

 以下のものは一例です。いつも使うバッグやポケットに入れておき、災害に備えましょう。


<何を持っていたらいい?>

□ 家の鍵、車の鍵

□ 懐中電灯(ペンライトや携帯電話でもOK)

□ 携帯食(個包装のもの)

□ 貴重品(健康保険証や障がい者手帳のコピー、免許証、車や家の予備キー、お金(10円玉、100円玉など小銭も)、携帯電話、充電器、連絡先一覧表、家族の写真)

□ (ペットボトルなど。500ml程度)

□ 携帯ラジオ

□ 救急用品・薬(常備薬、持病薬、お薬手帳のコピー、マスク、ばんそうこう、生理用品など)

□ 生活用品(ハンカチ、ホイッスル(笛)や鈴、歯磨きセット、ビニール袋、油性マジック)

<ポイント>

災害が起こるのは家に居る時とは限らないことを意識しておくことも重要です。

*バッグに入れておく懐中電灯は、雨の日でも使えるペンライト(コンサート会場で使われる電池を使わない使い捨てライト)が軽くて便利です。

小銭は、公衆電話を使用する際や、停電時に買い物をする際(レジが使用できない。混乱していてお釣りがもらえない。)等に必要になります。

連絡先(住所やTEL)は、覚えていないことが多いものです。紙の一覧表にしたものを用意しておきましょう。

家族の写真は、避難所で探すときに有効です。裏には名前と血液型等も書いておきましょう。

携帯ラジオは、乾電池だけでなく、手回し充電にも対応しているタイプのものを選びましょう。

ホイッスル(笛)を使うと、体力を消耗せずに助けを求めることができます。よく通る音がするホイッスル(笛)を選びましょう。